1つの手話で色んな意味を持つ理由を解説
「お疲れ様」と「大変」って
手話表現一緒なのに
意味が違うから混乱してしまう!
手話を勉強していくと、
こんな壁にぶつかりますよね。
手話表現同じなのに
2つの意味があったり、
あるいは3つの意味があったりと
手話初心者の頭を悩ませる壁ですよね。
私も手話を勉強していた時は、
すごく混乱していました。
同じ手話なのに意味が違うの!?
それには理由があります。
ここでは1つの手話に対して、
複数の意味になる理由を
分かりやすく説明します。
なぜ手話には1つの表現で
複数の意味になるのか。
その理由とは…
「似る意味を1つにまとめる言語」
だからです!
どういうこと!?
と思ったのではのでしょうか?
詳しく解説していきます!
これは手話の世界ならでは
特有の特徴です。
例えば、冒頭にあった
「お疲れ様」と「大変」
似ていますよね。
他には、「楽しい」と「嬉しい」「喜ぶ」や
「出来ない」と「無理」と「難しい」も
似ていますよね。
このように手話は似たような言葉を
1つにまとめる言語なのです。
他の言語にはない特徴なので
手話の面白さが出てきます!
ここで疑問が出てきたと思いますが、
「読み取る側はどうやって言葉を判断すればいいの?」
読み取り方として方法は3つあります!
①相手の口を見る
手話で会話をする時は
口パクしながらが多いです。
なので、相手の口を見ながら
会話をすると何を言ってるのか
判断しやすくなります。
マスクをしている時は例外ですけどね…笑
②顔の表情
顔の表情で言葉の意味を掴むということです。
例えば、
「今日一日長かったね、お疲れ様!」と
「大変な一日だったね!」
お疲れ様はスッキリした
清々しい顔で言います。
大変は少し顔をしかめて、
いかにも大変そうな顔で
言うので表情の違いで判断が
できるのが大半です。
③手話表現の強さ
手話が上手で使い慣れている人ほど、
手話に緩急や強弱があり、
また表情が非常に豊かです。
実際に手話で話している様子を
見る機会があれば、注目してみてください!
注目すれば、意味の区別が
非常に分かりやすくなります。
手話の表現は顔の表情も
含まれているので、
ポイントは表情を見て、
手話の強弱を見ることです。
慣れていけば、
複数の意味がある手話でも
意味を区別することができ、
会話が楽しくなります。
注目するポイントをしっかり抑えて
手話を楽しんでいきましょう!